2015ツールドおきなわ U39 100km 4位 サコマレポ

沖縄行く前の日

機材の最終チェック中、カンパ左コントロールレバーのプーリが壊れる。
嫌な汗が出ましたが、チームメイトの外村さんの予備を使ってギリギリ復帰。
外村さんがいなかったら途方に暮れてました。ありがとうございます。
レース中じゃなくて良かったです。ツイてる!
嫌な予感がしたのでタイヤにシーラントも多めで。

レース前日

朝食時にホテルで色んな方に声をかけ、レース会場へのタクシー乗り合わせを依頼。
朝四時半に嫁に送ってもらう予定でしたが、乗り合わせ出来る方発見。ツイてる!
team50%の方、大変お世話になりました。

受付でチームメイトの井上さんと合流。
応援をするために沖縄まで来て頂きました。感謝。
受付を済ませ、自転車を受付に預ける。
補償なしトラックいっき積み、有償ダンボール梱包が選択できるが、保証無しを選択。
※翌日、レース会場で積み下ろしを見ましたが。見事にトラック内で落車状態。笑
でも自転車に傷はありませんでした。

試走なし、下見無しで家族で沖縄を満喫。
海がステキすぎます。
あっ、釣りもしましたが、異常なし。笑

レース当日

前日21時台に布団に入る。
寝れない・・・。
・・・
優勝宣言したので、プレッシャー。弱し。笑
寝れずに1時過ぎたのは確認。
3時間寝て4時10分起床。
寝不足で心拍高め、不安になる。
※サコッシュの貴珍満殿に持久系のスポーツは
パフォーマンスに影響を与えないという事を聞いて、めっちゃ安心する。笑

レース開始

予定時間かなり遅れてスタート。

okinawahyoukou.PNG

いきなりオクの登坂。
登坂の半分ぐらいまでパレードスタート。先導車がいるため、ペース遅め。
でも感覚的には200W後半。(体重62kg)
結構呼吸が乱れます。
若干の逃げが出来たので下り区間でローテして潰します。

その後海沿いの平坦20km
特に逃げも無く、サイクリングペース(40km/h前後)で進む。
集団内は全然踏まなくても進むのでとても楽。

難関となる、フクガワの登坂。
集団を絞りたい数人が序盤からあげます。
登りは苦手で、結構というかかなりキツイ。呼吸困難寸前。
後でパラボラの加藤選手に聞いたら体重同じくらいで320Wペース18分。
結構ギリギリでした。自分の場合、300W以上は四頭筋使わないと登れないので脚に大ダメージ。
脚に違和感ありで攣りの予感。
なかなかのハイペースだったので登りのピークで350名は9名に絞られる。

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登坂のピークでチームメイトの井上さんから応援を頂き、めちゃめちゃ気合いが入る。
※この後ゴールでも井上さんの応援。どうやって移動した?笑

下りも頑張って9名で逃げる。
ここで最高速86.3km/hをマーク。実はコンパクトクランク50T。笑
コーナリングでビビった前の選手がふらつく、まだ死ぬには早すぎる。

フクガワを下ってすぐ、タカエの登坂。ペースは300W程度か?
獲得標高200ちょっと、フクガワのダメージが抜けておらず結構キツイ。
登ってると第二集団合流で集団は30名ほど?頑張ったのにショック・・・。

タカエの下り区間はアップダウンをかなり含む。
ペースはあまり上がらず、登りも楽だが地味に脚に来る・・・。
途中スプリントポイントがいきなり出現。笑
誰も掛ける事も無く、行けばよかったーとの声が周囲で。笑

下りきって海沿いへ。
地味にアップダウン。
皆脚の攣りが始まった様子。

途中登坂区間で、一度きりの補給ポイント。
ボトル2本消費済みで、熱中症なりかけ。
厚めの生地のワンピース、かなり失敗・・・。
水ボトルを2本受け取り、一本すぐに飲み切る。
補給ポイントでもたもたしていたら集団が分裂。
ヤバイ、かなり踏んでなんとか追いつく。めっちゃキツイ。
補給ポイントで集団は半分ぐらい減ったのか?15名程に。

そうこうしているうちに1名がスルスルとぬけ出す。
単独なので集団は泳がせる事に。
しかし、30秒差との情報。
ヤバイと思い、前を牽く。
3名ぐらいで。笑
皆脚が攣ってるので全然ローテ回らない。笑
全員に声をかける。
「一人3秒でローテしましょう!」
すると集団が機能しだして、一気にペースアップ。
いい感じ。
結果ハネジダムの前で逃げを捕まえる。
楽しい。が、脚が攣る。笑

勝負所であるハネジダムの登坂に突入。
斜度は2%から始まり、5%程に。
登り始め即、足攣り組が千切れて
集団は10名以下に。

ここでチームメイトこーやの先輩である国富選手が強烈なアタック。脚が攣るので反応出来ない!涙
国富選手、3名を引き連れて行く。

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350W以上で踏んでいるが届かない・・・。かなりキツイ。
パラボラ加藤選手と追う。
登りのピーク付近でタレた国富選手が戻ってくる。

ここで3名の逃げが出来る。
国富選手、パラボラの加藤選手、自分の3人で協調し、3名の逃げを追う。残り8km!
「下りで踏みましょう!」
「必ず追いつきます、頑張りましょう!」
「もうダメなんで2名で行って下さい!」
「全員でゴールしましょう!」
様々な蒸し暑い会話が繰り広げられる。笑
3人限界ギリギリでローテ。脚も完全に合いかなり速いペース。

しかし、30秒差が縮まらない。1秒も。
逃げも強調して全力で踏んでいる様子。
牽制が入れば・・・。

諦めずに踏む。
残り2km
1km
追いつかない!

「だめでしたね」
「ありがとうございました!」
「力不足ですみません」
お互いの健闘をたたえながら、最終コーナーへ。

脚が攣ってシッティングでスプリント。笑
なんとか頭をとって4位ゴール。
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※写真はシクロワイアードより

IMG00912.jpg 

出し尽くしました。

追った3名皆で握手。
レース後はノーサイドで写真をパシャリ。
男の友情が芽生える。笑

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コーヤの先輩である国富選手。めっちゃ良い男。笑

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同じ九州でいつもお世話になってるチームであるパラボラの加藤選手。登り強すぎ。
実は今年の全日本TT17位の猛者でした。イナーメ高岡さんより上位。笑

悔しく、とても良いレースでした。ツールドおきなわ。

応援して頂いた皆さん、ありがとうございました。
そしてすみませんでした。

また練習を頑張って、もっと強くなって、獲りたいと思います。

※レース翌日、熱を出して2日間沖縄で寝込む。笑
これまた、レース後で良かった・・・。

使用機材
YONEX CARBONEX 

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